申込から発行までの流れ

申込から発行までの流れ

クレジットカードの申込は、店舗・ネット・郵送など様々なルートから行えます。申込時には運転免許証などの本人確認書類が必要です。

以下、クレジットカードの申込から発行までの流れを説明します。

 

「カード申込」

「個人信用情報の確認」CICや全国銀行個人信用情報センターなどに過去の延滞や事故情報などを照会。

「本人の在籍確認」勤務先や自宅に在籍確認の電話が掛かる。

「与信審査」クレジット会社の与信システムで申込者のスコアリングが行われ、カードの限度額が決められる。

「審査決定」スコアリングで会社の入会基準に達した場合は審査通過となる。

「カード発行」配達記録郵便でクレジットカードが登録住所に郵送される。

カードの申込からカードの発行までは、通常、郵送の場合は2週間程度掛かりますが、最近はクレジットカード会社のサービスセンターで即日発行するクレジットカード会社も出てきました。

 

クレジットカードの限度額

クレジットカードの限度額は、クレジットカード会社の与信審査で決められます。各クレジット会社は与信システムの中に独自のスコアリング審査を持っており、申込者の信用情報や勤務先・勤務形態・役職・年収・家族構成・持家の有無などによって限度額が決められるシステムとなっています。

 

クレジットカードの限度額はカードの発行会社によっても違いは有りますが、初めてクレジットカードを作る人の場合は1ヶ月のショッピングの限度額は50万円が基本です。

その後2年間なにも問題が無ければ1ヶ月の限度額は100万円にアップし、更に300万円~500万円、やがて1,000万円に増える人も稀にいるのです。

 

未成年者やフリーターの申込

クレジットカードの審査で最も重視されるポイントは、過去の信用情報と勤務先・勤務形態・年収です。未成年者やフリーターの場合は過去の信用情報にマイナス点は無くても、勤務先や勤務形態や収入面では大きなマイナスポイントとなります。

従って、クレジットカードの中でも審査が厳しい「銀行系クレジットカード」「大手信販会社系クレジットカード」の審査を通過するのは難しいと思われます。

 

しかし、イオンセゾンセブンイレブン楽天等の「流通会社系クレジットカード」各社はクレジットカードへの参入が後発組だった為、一般的に審査は緩やかです。特に、「銀行系クレジットカード」「大手信販会社系クレジットカード」では審査が通りにくい派遣社員・フリーター・主婦・学生層に対して、スーパー系のクレジットカード各社は積極的にカードを発行しています。

 

また、「消費者金融系クレジットカード」も派遣社員・フリーター・主婦・学生層に対して一定の基準をパスした場合にはカードを発行しています。

 

カード解約の方法と注意点

カード手に入れるためには上記のような手続きが必要で、審査が通ったとしてもカードが手元に届くには数日~1週間程の時間がかかってしまいます。

 

一方で、カードを解約するのは非常に簡単です。カード裏面に記載されているカード発行会社に電話をし、カードを解約する旨を伝えるだけでOKです。

 

ここで注意していただきたいのは、カード発行後にすぐ解約する、という一連の行動を頻繁に行うと、要注意人物としてカード発行会社に目をつけられることがある、ということです。カードの発行、使用に関する全ての履歴はクレジットカードヒストリーとして信用情報機関によって保管されており、カード会社に情報提供されています。異常な行動は今後の審査の目を厳しくしてしまうことになりかねないので気をつけましょう。

 

また、カード解約時には通常は料金は発生しませんが、一部例外的なカードとしてJCB発行のクレジットカード、JCB EXTAGEとJCB GOLD EXTAGEは5年後の初回更新期日前に解約をしてしまうと、カード発行手数料として2,100円が請求されるので注意してください。

 

解約したカードは、はさみで二つ以上に切り、そのまま破棄してください。ICチップ搭載のカードの場合は、クレジットカード番号などの個人情報がICチップに記録されているため、磁気ストライプだけでなくICチップにもはさみを入れるのを忘れないでください。

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