その他の注意事項

その他カードの申し込みにあたって、注意しなければならない点がいくつかあるのでまとめてみました。

 

○在籍確認
クレジットカードの申し込みの際、本人確認が出来る電話番号と、勤め先の連絡先を記入しなければなりません。

審査の際、本人確認の電話と、場合によっては勤め先にも在籍確認の連絡がされる場合があります。必ず電話をされる、ということではないようですが、本当にその企業に勤めているのかどうか、そしてカードを作る意思が本当にあるのかどうか、ということを確認されます。

 

○多重申し込み
カードを新たに作る場合、一度にカードを複数枚申し込むのは極力避けた方がよさそうです。何故なら、一度に複数枚のカードを短期間に申し込む人、というのは決まってお金に余裕が無く、どうしても短期的に借金をする必要がある人たちで、いくら早くカードが欲しいからといって、短期間にカードをたくさん申し込むと借金のある人ではないかと疑われてしまうからです。

 

通常、クレジットカードを申し込む理由としては、・現金を持ち歩きたくない・ポイントを貯めたい・カード付帯の保険やサービスを受けたい、などがあると思いますが、もう一つキャッシングというお金を借りる機能もついています。

借金返済を目的にキャッシングをするためにカードを作ろうとしている人や、今持っているカードの限度額がいっぱいでさらに買い物をしたい人など、通常のクレジットカードの利用の範囲を超えた無茶な利用をする人も中にはいるのが現実で、そういった人にカードを発行してしまうとカード会社は損失を被ってしまいます。

 

カードの申し込み履歴は通常半年ほどは保存されるそうなので、一度カードを発行してもらい、さらに別のカードが欲しい場合は、半年間時間をあければ全く問題ありません。一度に申し込むカードの数も一ヶ月の間に3枚までが限度でしょう。

 

 

○与信枠
「与信」とは「信用を与える」という金融関係用語で、クレジットカードに対する与信枠とは、各カードに設定された「限度額」のことです。

カード申し込みの際、属性に対して審査が行われますが、この時支払い能力についても査定され「この人ならこれくらいの金額までなら返済出来そうだ」という金額が決定されます。

 

注意してもらいたいのは、複数枚のカードを持っていたとしても一人の人間に対して与えられる与信枠は一つである、ということです。

今現在与信枠が200万円あったとして、Aというカードの限度額が180万円、Bというカードの限度額が20万円だったとします。この場合、与信枠200万円を使いきってしまっているので、新たにカードを発行することが出来ない場合があります。

 

なるべく使っていないカードは整理するか、仕事でカード決済する必要があるという方以外は、限度額は低めに設定しておいた方がいいでしょう。

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