クレジットカードのメリットとは？

クレジットカードを持つメリットは、現金を持ち歩かなくてもクレジットカードで買物ができるので便利で安全なことです。特に、最近はインターネットのネットショッピングが普及し、ネットショッピングの決済はクレジットカードが最も便利です。
また、ショッピング以外でも旅行・ETC・公共料金・通信料金・年金・保険などの支払いもできます。 そして支払いは、各カード会社が指定した引き落とし日に銀行から1ヶ月分が引き落とされます。分割払いや毎月一定額が引き落とされるリボ払いの場合は金利・手数料が掛かりますが、一括払いの場合は金利・手数料は無料です。

2番目のメリットは、クレジットカードの利用でポイントが貯まることです。 カード各社は様々なポイントシステムを提案し、カード利用者の囲い込みを図っています。また、カード利用者から見ると、クレジットカード会社のポイントに加えて加盟店でのポイントも受け取れる場合があります。 そして、それらのポイントはキャッシュバックされたり、商品券やマイルその他に交換することができます。

3番目は、ポイントシステムとは別に各種優待サービスが用意されています。 割引サービスがメインですが、物品がプレゼントされる場合も多くなっています。 また、空港ラウンジのサービスや旅行先での各種コンシェルジェサービスが用意されているカードが多くなっています。

4番目は、各種保険が付帯していることです。例えば、海外旅行保険・国内旅行保険・ショッピング保険・盗難保険などです。 只、クレジットカードの利用が付帯保険の条件になっている場合がありますから、利用付帯なのか否かの確認が必要です。

5番目は、カード会社からの毎月の利用明細書を保管することによって毎月の支出の管理ができます。

そして6番目最後になりますが、クレジットカードを持つことによる信用とステータスです。特に海外でホテルに宿泊する場合は、パスポートとクレジットカードの提示が求められます。 また、クレジットカード毎のステータスや、ゴールドカード・プラチナカード等によって社会的なステータスの有無が暗黙のうちに確認されます。

クレジットカードを持つデメリットってあるの？

クレジットカードを持つデメリットは、やはり便利で使い易いため、金銭感覚が希薄化し使い過ぎてしまうことです。その為、カードの使用は計画的に行うことが求められます。

2つ目は金利と手数料が掛かることです。カードのメリットの項でも述べましたが、一括払いの場合は金利・手数料は無料です。しかし、分割払いや毎月一定額が引き落とされるリボ払いの場合は金利・手数料が掛かりますので、その場合には現金支払いの方がトータルコストは安くなると言えます。ただ、一括払いなら現金で支払う際には付かないポイントが付与されるカードが多いので、その点ではクレジットカードは有利と言えるでしょう。

3つ目は、カード犯罪に巻き込まれる危険性です。スキミングなどのカード犯罪が増えていますので、やたらにカード番号・名前・有効期限などをメールやインターネットでやり取りしないことです。

昨今、問題になった「クレジットカードの現金化」について

少し前に新聞や雑誌、インターネット上で「クレジットカードの現金化」という言葉を見られた方も多いのではないでしょうか。「クレジットカードの現金化」とはカード利用者がカードで物品を購入し、その物品を業者に買取らせて現金を得る行為を意味します。カード利用者にとっては手軽に現金を得ますがカードの利用代金を支払わなければなりませんから、カードでキャッシングするのと同じとも言えます。

クレジットカードの現金化自体は現行法では直ちに違法とは言えませんが、実質的な貸金業とも言える一面が有るためグレーゾーンとして問題視されています。
また、クレジットカードの現金化に手を出す利用者は、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠を使い切った多重債務者か多重債務者予備軍である場合も多く、今後、社会問題化する可能性があります。

年会費無料のクレジットカード

最近、年会費無料のクレジットカードが増えています。 但し、年会費無料には初年度年会費無料と永年年会費無料がありますから要注意です。

現在、我が国のクレジットカードの発行枚数は3億枚を超え、カード業界は飽和状態とも言えます。そこで、各カード会社はコストを削りながら利用者の囲い込み競争を展開しています。

例え、年会費永年無料でもカード会社にとっては、利用者がカードを利用することにより金利・手数料が入りますし、加盟店からの手数料も入りますから採算は十分に取れる訳です。