JALカード

JALマイルを航空券に交換しようとした場合最低でも12,000マイルからとなっており、これをショッピングだけで1年で1枚の航空券に交換しようとすると、月間利用額は単純に考えると20万円になってしまいます。これは少し現実的ではない金額で、この貯め方には無駄がたくさんあります。

マイルの有効期限は36ヶ月となっており、それまでに希望の商品に交換可能になるまでマイルを貯めようとなると、フライトボーナスマイルに加えてショッピングマイルでも効率的にマイルを貯めていかなくてはいけません。実はこのショッピングでのカード利用でマイルを貯める場合、お得にマイルを貯める方法があるんです。

一つ目は全国に約40,000店舗ある特約店のご利用です。この特約店でのカードご利用ではマイルが2倍貯まります。
●特約店一例

二つ目は「JALカードショッピングマイル・プレミアム」への登録です。
これは年会費に別途2,100円をプラスすることで、毎回のカード利用で貯まるマイルが2倍の200円＝2マイルになるというサービスです。

三つ目は「JMB WAONカード（年会費無料※発行手数料500円）」との併用です。
JALカードでイオングループなどで利用できる電子マネーWAONへチャージすると、「JMB WAON カードチャージボーナスマイル」として最大100円＝1マイルがもらえます。さらにこのJMB WAONカードでのWAON払いなら、200円につき1マイル貯まるので、これらを合計すると200円の利用で3マイルも貯まります。

通常JALグループ航空便をご利用する場合、フライトマイルは区間基本マイルの50%~70%しか加算されません。JALカードではツアープレミアム（年会費2,000円+税）というサービスに登録すると、ツアープレミアムボーナスとしてフライトマイルが100％加算されるようになり、さらにカードの種類ごとに区間マイルの10％もしくは25％のボーナスマイルが積算されます。

デルタ航空などの外資系航空会社のマイレージでは区間基本100%のフライトマイルが加算されるのに比べ、日系航空会社のマイレージでは50%~70%しか加算されないのが弱みでした。ANAのマイレージと比べ、JALマイレージではこのツアープレミアムに登録することによってこの弱点を補うことが出来ます。

JALカード会員限定の特典として、通常のJMB会員より1,000マイル少ないマイルで交換ができるのも「JALカード」の魅力の1つです。

貯まったマイルは、クーポンとして利用したり、JALの航空券との交換ができますが、航空券との交換は最低でも12,000マイルが必要となっています。航空券を狙うなら、マイルを効率良く貯められるサービスやプログラムなどに登録することをおすすめします。

※マイルの有効期限は36ヶ月間となっているので、期限が切れてしまう前に交換しましょう

「JALカード」の特徴の1つとして、家族カードで貯まったマイルを合算できるという点があります。家族プログラムへの登録が必要なので、入会後はまず登録しましょう。

例えば、家族で別々にカードを利用していると、200円＝1マイルなので、マイルが少しずつしか貯まらず、航空券などの希望の商品に交換する前にマイルの有効期限が近づいて、結局クーポン券くらいにしか交換できないことも。

家族プログラムに登録していれば、本会員と家族会員のマイルを全て合算することが可能なので、希望の商品への交換が可能になります。

旅行傷害保険が充実の内容で付帯されているのも「JALカード」の特徴です。

JALカード（普通カード）では海外旅行では自動付帯で、国内旅行では利用付帯となりますが、共に最高1,000万円までの保障が付帯しています。

また、国際ブランドにJCBを選択すると、盗難・破損などの損害を購入日から90日間、年間最高100万円まで保証してくれるショッピング保険も付帯されます。ただ、JCBは国内では加盟店が多いですが、海外ではまだまだ普及していないこともあり、海外旅行で利用する予定がある人は、ショッピング保険の付帯はありませんが、Visaかマスターカードを選択することをおすすめします。